Commons:巻き戻し
Shortcuts: COM:RB • COM:RBK • COM:ROLL • COM:ROLLBACK
巻き戻しツールは、対荒らしツールです。特定の一利用者による、ページの直近の編集となっている連続編集を一括で取り消し、別な利用者による最後の編集へ差し戻します。一度に一つの編集しか差し戻せない、一般の「取り消し」機能よりも素早く対処することができます。
コモンズの全ての管理者は既定でこのツールを使用できます。また、下記のとおり、管理者でなくとも信頼のある利用者は、申請してツールを入手することができます。
巻き戻し権限の適用方法
- 管理者は既定で巻き戻し権限を持っているので、別途権限申請する必要はありません。
- グローバル巻き戻し者の利用者は、コモンズでもそのツールを使用することができます。
巻き戻し権限は、それを必要としていてかつ、それを悪用しないことを示せるだけの有意な編集をコモンズに行ってきたという十分な経歴がある利用者に与えられます。管理者は、通常、コモンズでの投稿から、コモンズにおいて巻き戻し権限を必要としていると認められない利用者に巻き戻し権限を付与することはありません。あなたが他のウィキにおいて管理者、または巻き戻し者であるという事実は、それだけでは十分ではありませんが、コモンズにおける合理的なレベルでの投稿も示すことができれば、考慮されるかもしれません。
立候補/管理者の裁量による
信頼できることがわかっているコモンズの利用者は、管理者裁量により、管理者から巻き戻し権限を付与される場合があります。これは、リクエストに議論の余地がない限り、正式なプロセスを必要とせずに、管理者の裁量で行うことができます。コモンズに比較的慣れていない利用者、および不適切な動作の履歴を持つ利用者は、Commons:Requests for rightsで話し合う必要があります。
- 権限の割り当ては、 Special:UserRightsを使用して、任意の管理者が行うことができます。Special:UserRights/Usernameページに移動して利用者名(例:Username)を入力します。次に、「巻き戻し者」にチェックを入れ、「利用者グループを保存」をクリックします。理由ボックスにリクエストなどへのリンクを入れてください。
利用者からのフィードバックのある正式なリクエストによる
巻き戻し権限が除去された、または管理者によって立候補が拒否された利用者は、 Commons:Requests for rightsで正式に巻き戻し権限を申請する必要があります。論争のあるリクエストは、他の利用者からのフィードバックを待つために、少なくとも7日間(必要に応じてそれ以上)保留する必要があります。管理者は、合意に応じて、最終的にリクエストを対処または却下として閉じます。異議のない申請は、対処した場合、すぐに閉じることができます。
巻き戻しを使用すべきとき
巻き戻しの使用は通常、荒らし対策に限定されるべきですが、このツールは自分自身の誤った編集や他の利用者の明らかに誤った編集を巻き戻すために使用することも可能です。このツールは明確なケースにのみ使用されるべきで、カスタム要約を追加することなく自動編集の要約が提供されます (User:Kanonkas/rollbackSummary.js などのスクリプトを使用する場合を除きます)
動作の仕組み
利用者が2つ以上の連続した編集を行なった場合、取り消し機能はうまく作動しないことがあります。巻き戻しならば特定のページにその利用者が行った全ての連続した編集を差し戻すことが出来ます(その利用者がページへの唯一の投稿者である場合を除く)。自動生成の要約はこのようになります:m Reverted edits by Test one (talk) to last revision by Test two。編集は自動で細部の編集(m)となります。
巻き戻し権限の剥奪
利用者がロールバックツールを誤って使用して建設的な編集を元に戻すと、ロールバック権限が取り消される可能性があります。編集合戦やコンテンツに関する紛争に使用する場合も同様です。権限の除去は、管理者がいつでもその裁量で行うことができます。事前通知は必須ではありませんが、通知する場合があります。ロールバック権限を取り消されたユーザーには、Commons:Requests for Rightsでの正式な申請がない限り、権限を再付与することはできません。利用者は、管理者に問い合わせることによって、いつでもロールバック権限を取り消すことができます。
巻き戻し権限の悪用
管理者伝言板にメモを残すことで、巻き戻し権限の悪用を報告できます。
現在の巻き戻し者
関連項目
その他の利用者グループ: