Commons:裸体画像
Shortcuts: COM:NUDE • COM:NOPENIS
関連する方針とガイドライン
- Commons:プロジェクトの守備範囲:ウィキメディア・コモンズの目的は、教育的な目的に具体的に有用なメディアファイルを提供することです。
- コモンズは検閲されません:人間の裸体の描写は、そのこと自体をもって削除の理由とはなりません。
- Commons:コモンズは何ではないか#Wikimedia Commons is not your personal free web host:コモンズはあなたの個人向け無料ウェブ・ホストではありません
- Commons:コモンズは何ではないか#Wikimedia Commons is not an amateur porn site:コモンズはアマチュアのポルノサイトではありません
- Commons:識別可能な人物の写真:私的な場所で撮影された個人が識別可能な写真には、被写体の同意が必要です。
- Template:2257:18 USC 2257の対象となるファイルをカテゴライズして、再利用者に注意を促すテンプレート
このガイドラインの存在理由
現時点においてコモンズで受け入れられるべきコンテンツの境界線についてのガイドラインや方針が存在しないため、ガイドラインが必要とされています。Commons:削除依頼では、男性の裸体を描写した画像が定期的に削除候補にあげられ、検閲禁止の方針がしばしば反論に使われています。しかし、(合法でさえあれば)あらゆるコンテンツを許すことが本当にウィキメディア・コモンズのプロジェクトの目標に合致することなのかが問われなければなりません。このガイドラインは、管理者と他の利用者に対して合理的な境界線を定め、何を削除し、何を削除しないかを決定する際のガイドとなることを目標としています。
荒らし
- 荒らしのみを目的としてアップロードされたような画像は即時削除の対象となりえます。アップローダーの編集履歴が極めて乏しく、ほぼその画像のアップロードだけであり、そして個別のプロジェクトの利用者がコモンズへ来てその画像の削除を求めるような場合には、このような事態に該当することが明らかです。
- 裸体画像のショックは大きなものですが、どのような画像でも記事を荒らすことに使うことはできます。従って、上記の点とライセンスの必要性を条件として、荒らしに使われたというだけの理由では画像を削除することはできません。
新たなアップロード
Category:Male reproductive systemやCategory:Penis、Category:Vaginasなどのカテゴリーをご覧になれば、コモンズが人間の性器に関する大量の画像や動画を有していることがわかります。
コモンズが既に有しているファイルの題材の一つに合致するが、有用な情報に欠ける解像度あるいは質が低い新たなファイルは、適切な理由が添えられた上で削除依頼されることがあります。そのようなファイルは、人体の解剖学や発達の段階に関するカテゴリーに属するメディアとしては、限られた価値しか持っていません。
妥当な質を持ち、何ら有益な情報(被写体についての背景情報や、関連する統計情報)を追加するようなファイルであれば本当に有用かもしれません。同様に、コモンズ中の既存ファイルと有意な違いを持つファイルは保持されるべきです。妥当な質を持つファイルが存在するとは、同じようだが質の低いファイルは削除できるという意味でもあります。(ただし、これは裸体や性的内容を含むファイルに限った話ではなく、全ての質の低いファイルについて、質の高いファイルへの置き換えを理由にして削除される可能性があります。)
既存ファイルと有意な違いを持つファイル
あるファイルが説明するものが、私たちがまだそれについての画像を持っていない現象または状況(例えば疾患や人体改造)である場合、そのファイルはコモンズに教育用のコンテンツを加えるものですから、これは削除されるべきではありません。コモンズは、人体解剖学を説明するようなファイルを多種多様な形で持つべきです。
既存ファイルよりも質の良いファイル
新しい画像が既存ファイルと重複する説明をしているようなとき、今までのものより良い方法で描写しているものであれば、古い画像のほうが「質が劣っている」という理由で削除を検討されることがあります。
- 解像度の高い画像は、解像度の低い画像より良いものです。
- 焦点の合った画像は、焦点の合わないぼやけた画像より良いものです。
- コンテクスト(例えば男性の全身)を見せる画像は、鼠径部のクローズアップだけを見せる画像よりも良いものです。
- 直視することを避けたフレーミング(例えば側面から)は、ショッキングなクローズアップ写真よりも良いものです。(後者は荒らしの攻撃に使われる可能性が高くなります。)
以上のような基準は、コモンズがその教育という目的によりよく一致した、より良質のデータベースを築くのに役立つでしょう。